<節電>スーパークールビズ始まる アロハ、サンダル…

スーパークールビズになると、自宅で作業している気分になり、
ある程度能率が上がる人と、だらけてしまう人に二分するような気がします。
但し、役所や官庁は窓口の職員にはある程度気を使っていただきたい。
窓口に来る人は必ずしもクールビジで仕事ができる人とは限らないので。

国内の全原発が42年ぶりに停止し、全国的に節電対策が求められる中、
環境省が提唱する「スーパークールビズ」が1日、始まった。
上着やネクタイなしの「クールビズ」(5〜10月)より軽装での勤務が、
推奨される。
東京電力福島第1原発事故の影響で電力不足となった昨年に続く試みで、
実施期間は9月末までの4カ月間。
まあ正直言うと、何処まで行っても中学生以下の発想だと思う。
こんなことを『省』となった環境省が提唱するとは。
クールビズなんてものは各職場にて導入すればいいこと。
お上が上から提唱し半強制するものではない。
逆に事務所でずっと冷房を浴びて冷房病に苦しんでいたOL達は、
節電自体を喜んでいるのではないだろうか。

環境省はこの期間、勤務中のポロシャツやアロハシャツ、
破れていないジーパン、さらに職場内でのサンダルなど、
クールビズで認められていない格好も可能とした。
一方で、ランニングシャツや短パンは「節度を保つため」として禁止している。
上記を見ると中学生、高校生の服装指導のように思える。
大体サンダルはOKで短パンはダメって、どっちも節度を外れてますが。
役所に行ってサンダルで「ペタペタ」音をさせて職員が来れば、
間違いなく節度を外れていると思う。
霞が関の感覚は一般人の感覚は理解できていないのは確実だ。

この日の東京の予想最高気温は25度と平年並み。
環境省地球温暖化対策課の職員は、
ポロシャツやアロハシャツ姿で仕事を始めた。
野田佳彦首相と閣僚は、かりゆしウエア閣議に臨んだ。
環境省に行けばアロハシャツ姿のキャリア官僚に会えるらしい(笑)
野田首相のかしゆりウエア姿は見たくないなあ。

政府はこのほか、家族が自宅で使用するエアコンを1台にして、
同じ部屋に集まったり、図書館や美術館といった、
涼しい場所で過ごしたりする「クールシェア」も今年から呼びかけている。
これも大きなお世話である。人の暮らしぶりにチャチャ入れないで欲しい。
家族は家族である前に個人である。個人を尊重すべき。何上から目線?

最終的には環境省が仕事してないのがこの電力不足の原因。
もう10年ほど前から「バイオマス」「ゼロエミッション」の構想は、
先進各国で話題になっていたのである。
京都議定書の20%削減も「ゼロエミ」が盛り込まれていたはず。
このノウハウについてはかなり先行して研究している企業もある。
キャリア官僚のプライドを捨てて教えば請えばいいだけの話。
他にも産学協同で立ち上げようとしているところもあるので、
そこは分かっているはずだから頭下げに行けば?