「安室奈美恵の時代は終わった」知られざる過去と現在を語るロングインタビュー

安室奈美恵さんはアイドルではなく実力派歌手ですから、
ファン層もかなり濃い人たちで構成されていて、
そう簡単に揺るぐようなことはないと思います。
また、同性のファンが多いことも強みでしょうね。

アーティストの安室奈美恵が、7月28日発売の雑誌、
「Numero TOKYO」9月号に登場。
最新トレンドを表現したモードなビジュアルと共に、
音楽への揺るぎない思いを語るロングインタビューが掲載された。
ロングインタビューということで、安室さんの現在の心境が、
詳細に分かると同時に、
未来を見つめるその先が見えるのではないでしょうか。

6月にリリースしたニューアルバム「Uncontrolled」も、
彼女にとって大きな挑戦作となった。
デビュー20周年を迎える今でも、
新しいものにチャレンジする精神を決して忘れない。
その原動力の秘密は20代半ば、
人々が「安室奈美恵はもう終わった」と口にした逆境の時代にあった。
彼女は逆境に強いですね。
人気の絶頂期に結婚出産し、
アイドルとしての彼女の男性ファンは離れたでしょう。
ただ、彼女は歌やダンスで見せるエンターティナーが本来の姿。
その点を支持する人が多いので揺るぐことはなかったのでしょう。
また、ご親族をショッキングな事件で亡くすということや、
その後の離婚と普通の神経ならダメージで動けなくなるところ。
このへんの出来事で「安室奈美恵はもう終わった」が出たのでしょうが、
彼女の歌にかける情熱とその芯の強さはそのような発言は、
全く当たらなかったということでしょう。

自らの幼少期を、
「ああなりたいとかこうなりたいってことを言葉に出来ないし、
態度にも出せない子だった」と振り返る安室奈美恵
そんな内気な女の子が、デビューと同時に社会現象を巻き起こす。
ひとたびヒット曲を出せば、
本人も「怖いとこに就職したんだな」と冷静になってしまうほど、
爆発的な注目を浴びた。
個人的には、安室奈美恵浜崎あゆみが結構かぶるのですが、
2人とも芸能界デビューしたことで強く美しい女性になったかと思います。
安室奈美恵さんについて言えば「結婚式の定番ソング」を出したし、
しっとりとしたラブソングを歌うかと思えば、
ポップなまたはラップなどもこなす才能の塊といっていいでしょう。
それでも、「安室ちゃんはもう終わったね」という、
心ない言葉を口にする人いました。

しかし安室奈美恵はこう言い切る「それがいちばんの原動力だった」と。
そして、彼女は、浮き沈みを経験してきたからこそ、
今の“ブレない”スタイルが確立されたのだという。

日本の音楽シーンにおける安室奈美恵の価値を、
再確認できる貴重なインタビューをお見逃しなく。