<関越道バス事故>河野容疑者、寝酒も 金沢到着後

未だ傷が生々しく残るここ最近の交通事故死亡事件。
どうも、すべての事故が起こるべくして起こったようだ。

群馬県藤岡市関越自動車道高速ツアーバス事故で新たな事実が判明。
自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山容疑者が、
往路においてJR東京駅から金沢駅に到着した後に、
「すぐ寝るために酒を飲んだ」と接見した弁護士に、
話していることが7日、判明した。
ただ、群馬県警の発表では、
事故直後の河野容疑者の検査でアルコールは検出されていないという。

弁護士の話では、河野容疑者は同僚が運転した、
往路のバス車内でバスガイド用の補助椅子に座って、
よく眠れなかったということを話している。
それで、28日朝のホテルへのチェックイン前後に食事を取り、
飲酒もしたと話しており、
「自分は酒に弱いから、少し飲めば眠くなるだろうと思った」
との趣旨の話を弁護士に話したという。

ツアーを企画した旅行会社によれば、
河野容疑者は28日午前8時ごろに、
石川県白山市のホテルにチェックインを済ませ、
午後4時半ごろまで滞在している。
その後、午後10時10分に金沢駅を出発し、事故を起こした。

呼気検査で事故直後アルコールは検出されていないものの、
前日飲んだアルコールが居眠りの引き金にならなかったとは言えない。
乗客を乗せて運転するツアーバスの運転手にとって、
余りにも軽率な行為であったと言えるだろう。