脱法ハーブでの救急搬送が激増、1年で20倍に

取り敢えず危険性を承知した上で行為を行なっているので、
病院での対応をやめてもいいと思いますが。
そうでなけりゃ刑法犯として裁けるように立法をすべきです。
ここまで大きな社会問題になっているのに増税・TPP・小沢問題と、
国会がやるべき内容が国民目線ではありません。

幻覚作用のある脱法ハーブが若者らの間で急速に広まる中、
東京都内で吸引・摂取が原因とみられる体調不良で救急搬送された人が、
今年1〜5月だけで91人と、
昨年の20倍のペースで増えていることが警視庁のまとめでわかった。
脱法ハーブは店舗に行かなくてもインターネットで簡単に買える。
東京の数字も大きいが全国での統計をとればかなりの数になるだろう。

同庁は都と連携して販売店への立ち入り検査を強化し、
厚生労働省も規制を強める方針だ。
売店の立入検査だけでは全然ダメ。販売サイトを規制しなければ。
また厚生労働省トップダウンで各自治体や保健所に通達を出すだけ。
厚生労働省の文書など待たずに条例制定などが必要だろう。

同庁幹部によると、脱法ハーブの吸引・摂取が原因とみられる搬送人数は、
昨年は年間11人(11件)で月に1人の割合だったが、
今年1月〜5月18日の4か月半は91人(79件)で、
月20人の計算になる。
警察署別では渋谷が最多の25人で、次いで新宿が11人となっている。
何故に東京だけを例に出して説明しているのか不明だが、
色々サイトを調べてみると大阪や福岡もかなり多い。
その他地方都市でも吸引人数は増えているが、
厚生労働省は統計さえとっていないのか。相変わらずずさんな官庁である。

12人は男子高校生ら未成年者で、
一度に3人が搬送されたケースもあった。
今月16日には脱法ハーブが原因とみられる初の死者が出た。
また、大阪市福島区の商店街で6日に起きた女性ひき逃げ事件では、
脱法ハーブを吸引したのが原因だったとして、
府警が塗装工・小泉武容疑者(22)を危険運転致傷容疑で送検した。
つまりこれが実態だということ。
既に死者も出ているのである。早急な立法が望まれる。
交通事故でありながらも脱法ハーブは殺人すら起こしているのである。

急増の原因について、同庁幹部は、
「インターネットの書き込みなどで存在を知り、
試そうとする若者が増えたため」とみる。
インターネットでの書き込み販売は1年以上前から目にしている。
そしてその間にも脱法ハーブは効果が強められて、
世間に出回っているのである。
厚生労働省職員が誰も知らなかったとは思えない。
言葉は悪いが対応が「めんどくさかった」のだろう。