熱中症Q&A 対策は…「こまめな水分補給」「適切なクーラー使用を」

豪雨で大きな被害は出たが「シトシト」と降る梅雨はなかった気がします。
毎年毎年大きく地球規模で気候が変動している気がします。
さて、原発の稼働状況などに反対するデモや火力発電所のトラブルなど、
熱中症の対策はこの夏最大の課題でしょう。

日本列島の広い範囲で梅雨が明けた17日、各地は夏本番の太陽が照りつけ、
うだるような暑さに。
熱中症も急増するこの時期、対策はどうすればいいのか。
まずは熱中症の正しい知識を身に付けてください。

Q 熱中症とは?
A 気温と湿度が高いときに、体内の水分と塩分が失われ体温が上がり、
めまいや失神などの症状が出ること。重症だと死亡するケースも。
屋外で運動している人などが発症しやすいが、室内でも油断はできない。

高齢者家庭が気になるところです。
エアコンの室外機などの手入れ備え付けは済ませてあるはずの時期ですが。
また水分をきちんととっているのかも気になるところです。
お年寄りの方は辛抱強く非常に勤労意識が高いので、
多少の体調不良も見逃しがちですし、真夏の畑仕事などもされると思います。
地域近所で気を付けてあげるのが大切でしょう。

Q 起こりやすい時期は
A 例年、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に急増する。
前日に比べて急に暑くなった日も注意が必要。
厚生労働省によると、猛暑だった平成22年には、
過去最高の1731人が死亡した。

起こりやすい時期はまさにこれからです。
平成22年には熱中症で1731人が死亡しています。
まさに驚きです。私の子供の頃は熱中症という言葉すらなかった。
変化が起きているのです、地球規模で。
十分注意してください。

Q もし熱中症の人がいたらどうすればいいか
A 意識がはっきりしているなら水を飲ませる。
意識障害のある人に飲ませると気道に入る危険があるので、
一刻も早く医療機関に。
症状が軽い場合や重症化して救急隊を待つときは、
日陰やクーラーが効いている室内に避難させる。
衣服を脱がせたり、氷嚢を体に当てたりして熱を逃がす。

昨今様々な本などで医療知識をもった人が増えてますが、
救急はかなり特殊で素人ができるものではありません。
放置するなどは論外ですが、ネクタイを緩めたり、
クーラーの効いた室内に運び込んだりして救急車を待つのが一番です。
なんとかしてあげたいと思うのは人情ですが、医療機関に任せましょう。

Q 普段から気を付けることは
A こまめな水分補給
▽帽子をかぶる
▽室内ならカーテンを閉めたりして暑さを避ける−などだ。
東京都では23年に室内で熱中症で死亡した人のうち、
クーラーを使用していなかった人が6割以上だった。
節電も大事だが、気象庁では高温が予想される日には、
適切にクーラーを使用するよう呼びかけている。

脱原発ということで日本中でデモが起こっている。
そのことについてどうこう言う気はないが安定した電力供給はして欲しい。
深夜などにクーラーを使わないなどの節電は皆ができることである。
室内が35度以上にもなる昼間には節電どうこうではなくクーラーを使い、
熱中症から自分や家族を守ることが大切だと思う。