<反原発行動>抗議の輪拡大 27都道府県に

原発の抗議運動が全国的に広がりつつある。
正直異常事態のような気がするのだが。
タレントや政治家も顔を出しているが政治家は、
次の選挙のためのような気がするし、顔を出しているのは左翼。
この運動も全くの個人が動かしているのではなく組織立っているし、
シュプレヒコールは内容を分かってやっているのだろうか?
原発を止めるということの意味、
その影響について考えていない気がするのは私だけでしょうか。

抗議行動が確認できたのは、北海道▽岩手▽福島▽茨城▽群馬▽富山▽石川
▽福井▽山梨▽長野▽岐阜▽静岡▽愛知▽京都▽大阪▽兵庫▽島根▽岡山
▽広島▽愛媛▽高知▽福岡▽佐賀▽長崎▽宮崎▽鹿児島の26道府県である。

主催者や呼び掛け人は、反原発団体の他に、
子育てサークルで集まったお母さん仲間など幅広く、
市民有志がツイッターなどで参加を呼び掛けているケースは、
さすがネット社会だと思う。
ただ、一方では、特定政党系の団体が連絡先になっている催しもあるのだ。

確かに福島に学べば原発は止めたほうがいいのかもしれない。
但しそうすると、火力に頼る選択肢しかないが環境破壊はどうするのか?
京都議定書の際にアメリカが抜けてデモが起こったのはどうなるのか。
現在CO2を減らすために取り組んできたハイブリッドカーや、
エコカーなどは一瞬にして無駄な投資をしたことになるだろう。
福島に関して言えば未曾有の地震津波が襲い、
また事故調で政府の対応のまずさが起こした人災であるとされている。
つまり、指揮官が菅直人でなければ事故そのものは起こっても、
放射能災害は防げたと言えるのではないか。

原発の下(近辺)に活断層があるとか、明らかに施設が古くなり、
安全性が保てないと思われる原発は動かすべきではない。
ただしその原発を修理して電気を供給するなど時間的に明らかに無理。
日本経済は破滅するだろう。
10年ほど前にはゼロエミのエネルギーが盛んに議論された。
産学協同でも様々な実験が行われていた。
あの時点で経産省文科省がもっと研究に深く入り、
クリーンな原発代替エネルギーを作り出していればと思う。

デモの参加者数(いずれも主催者側発表)は福島や長野では、
十数人と小規模だが、4月に5人で始めた大阪は、
2000人を突破するまでに拡大。
各地で市街地をデモ行進したり、道県庁舎や駅前、
電力会社の支店・営業所付近に集まって声を上げたりしているそうだ。
何故?どこの原発を止めるのか?を聞いてみたいところだが、
とにかく「原発反対」とシュプレヒコールを上げるだけで、
このデモの意味は原発反対ではなく解散総選挙要求に思える。
いろんなものを見たり読んだりする中で感じたのは、
反対野党の社民党共産党が盛り上げる左翼デモということだ。
必ず職業先導者はいる。理解なく反対するのはどうかと思いますが。