<オウム>菊地容疑者を起訴 都庁爆発物事件

この猛暑の中、人々が夏休みを待ちわびている中、
オウム・菊池容疑者は再び都庁爆破物事件で起訴された。
暗く、長く、厳しい取り調べが待っている。

この事件は95年5月に起きたオウム真理教による東京都庁爆発物事件。
東京地検は6日、元信者の菊地直子容疑者(40)を、
爆発物取締罰則違反と殺人未遂のほう助罪で起訴した。
公判は裁判員裁判になる可能性がある。
殺人幇助がついているので軽い刑ではすまないだろう。
また裁判員裁判に関しては、
裁判員の選任に関して宗教上の配慮をして欲しいと思う。

起訴状などによると、菊地被告は95年4月、
山梨県上九一色村(当時)の教団施設から、
爆弾の原料となる薬品類を東京都八王子市のマンションに運び、
爆発物の製造を手助けしたとしている。
しかしこの菊池容疑者のずらりと並ぶ犯罪歴を見ると身震いする。
まさに洗脳された殺人マシーンだ。
個人的には更生の見込みはないのではないかと思う。

菊地被告は地下鉄サリン事件や、
猛毒のVX使用3事件に関与したとして、
殺人と殺人未遂の容疑でも逮捕されたが、
いずれも処分保留となっている。
殺人と殺人未遂で逮捕しながら処分保留というのもげせない。
確定たる証拠がないということ?
サリンやVXで捕まったオウム信者は死刑または無期懲役となっている。
別件に使われたのなら警察は余りにも酷な捜査をしたことになる。
きちんと立件し被害者及び遺族の無念を晴らして欲しい。