<保安院>女川、東海第2原子炉建屋 大震災の影響なし

一安心の報告が上がってきた。
経済産業省原子力安全・保安院は7日、
東日本大震災で被災した東北電力女川(宮城県)、
日本原子力発電東海第2(茨城県)の両原発について、
地震による原子炉建屋への影響はないとの評価をまとめた。
かなりの巨大地震であり大きな余震も続いたことから、
地震の評価を早急に知りたいと思っていたところであった。

福島原発も事故原因は津波であったことが言われており、
地震では破壊されなかったので、
今後、日本中にある原発の対策は津波に重点を置くべきであろう。

原発とも想定する最大の揺れ(基準地震動)を超えたが、解析の結果、
揺れは原子炉建屋の耐震壁に損傷が出始める基準値以下だった。
まだ評価していない機器や設備への影響については、
原子力規制委員会が引き継ぐ。
評価の終了していないものに関しても早急に評価を終了させて欲しい。
今回の内容は原発が安全であることを証明するものではなく、
東日本大震災のような揺れに関しては大丈夫であるということで、
活断層近くの原発における直下型地震ではどうなるかわからない。

しかし、ある程度の揺れに対しては耐震構造がしてあり、
かなりの震度でも耐えられることが証明されたことで、
意味不明なデモはなくなるのではないだろうか。
今回のデモは左翼勢力が大きな規模に作り上げたもので、
色々調べても合理性が感じられないデモである。
止めるためにデモを行うならば、巨大活断層の近辺にある原発の何基かを、
止めるように行うべきで、止める必要のないものは稼働するべきである。
現行ではクリーンエネルギーはまだまだ使える状況ではない。
原発を止めれば地球環境を破壊する火力を総動員するしかない。
できるだけ早いクリーンエネルギーを使用できるように、
国や企業は努力して欲しい。